当院ではオルソケラトロジー治療も行っております。
日中、メガネもコンタクトもない暮らしで快適な裸眼生活を楽しみませんか?
オルソケラトロジー治療なら手術なしで、日中ずっとメガネ・コンタクトレンズ不要で生活が出来ます。
オルソケラトロジーとは、近視及び近視性乱視の方が就寝中に治療用コンタクトレンズを装用することで、角膜形状を変化させ脱着後の裸眼視力を改善させる治療法です。
変化した角膜形状は一定時間維持され、その間の裸眼視力は改善されます。
眼は入ってきた光を網膜上で焦点を合わせることで像としてとらえます。
近視の場合は、この焦点が網膜より手前で結ばれるために像がぼやけて見えます。
オルソケラトロジーレンズを装用することにより、角膜の形状をやや平たん化させて光の屈折を変え、焦点が網膜上で結ばれるようにします。
レンズをはずしても一定期間、角膜の形状を保つことが出来るため焦点は合ったままとなり、日中は十分な裸眼視力が維持されます。
ハードコンタクトレンズの使用経験がない方は、始め違和感を感じることがあります。
しかし、睡眠中の装用ということもあり、ほとんどの場合は慣れて気にならなくなります。
実際の装用感は、テスト装用により体感することができます。
近視が軽度の方は、装用から3日程度で視力が向上したという実感が得られることがあります。
通常は効果が出れば2週間程度の使用で目標の視力に到達し、日中裸眼ですごせるようになります。
また、装用を中止すれば、数日で元の近視の状態に戻ります。
いかなる処方変更を行っても目的裸眼視力を達成できないケースも存在します。
使い始めの視力が安定しない時期は、当然メガネもしくは使い捨てレンズをお使いいただくことによって日常生活は可能です。
通常、オルソケラトロジーの効果は起きている間中です。就寝前にレンズをつけて、朝起きたら外します。
目標は朝起きてから寝るまでの間、メガネやコンタクトレンズなしで一日を過ごすことです。
従って、大部分の患者さんは毎日夜寝る前にレンズをつける必要がありますが、非常に弱い近視の方の中には一日おきにレンズをつけることで、近視の軽減(正視化)が可能となる場合があります。
通常、レンズの管理方法を正しく守り、定期的な検査を受けていれば大きな合併症を起こすことはありません。
しかし、いいかげんなケアや使用方法により「角膜感染症」という重篤な合併症を起こす可能性があります。特に失明等のリスクを持つ原因の一つとして、緑膿菌などの細菌感染やアカントアメーバによる感染症を引き起こす可能性があります。
緑膿菌やアカントアメーバは湿度の高い環境下に通常でも存在する微生物であるため、レンズケースを清潔に保つことなど適切なレンズ管理が大切です。
アカントアメーバの予防に有効な洗浄、消毒、保存液は、ポピドンヨードを用いた「クリアデューO2セプト(オフテクス社製)」があり、当院では本ケア用品の使用をお勧めしています。レンズ管理については当院スタッフがお教えいたします。
角膜内皮細胞への影響については、オルソケラトロジー治療で約2〜5年の長期使用においても影響がなかったと報告されております。
<初年度> 定期検査費用込み |
|
---|---|
片眼:70,000円(税込) | 両眼:140,000円(税込) |
<2年目以降> | |
定期検査費用:3,000円(1回) |
※レンズ1枚につき保証が付きます。両眼の場合には2枚が保証対象となります。
※オルソケラトロジー治療に関わらない眼疾患(眼科検診・ものもらい・結膜炎など)を発症した場合は、別途費用(健康保険適応)がかかります。
お試し装用 2週間 | |
---|---|
片眼:20,000円(税込) | 両眼:40,000円(税込) |
※お試し用レンズは当院からの貸出となります。
レンズを破損・紛失された場合は1枚につき15,000円(税込)を別途ご請求させていただきますのでお取り扱いには十分ご注意ください。
お試し装用後 治療開始時支払額 |
|
---|---|
片眼:50,000円(税込) | 両眼:100,000円(税込) |
お試しの後に 治療を行わない場合 (キャンセルの場合、下記金額を返金いたします。) |
|
---|---|
片眼:5,000円(税込) | 両眼:10,000円(税込) |
治療用レンズ再オーダー (紛失や寿命、または保証対象外で新たに作成する場合) |
|
---|---|
片眼:30,000円(税込) | 両眼:60,000円(税込) |
長い期間レンズを使用していると汚れや傷、ゆがみが生じる場合がございます。
安全性と矯正効果を維持するため、長くても2年程度での交換をお勧めします。
2年目以降は3ヶ月に1度の定期検査をお勧めいたします。